BTOと自作パソコン通販マニア

オリジナルの最強マシンを作ろう

自作PCは複数のパーツを組み合わせることで完成するが、標準的な自作PCを組み立てるには、CPU、メモリなどを始めとした6つのパーツが必要になる。これらに加え、モニターやキーボード、マウスなどが必要になるが、今回はすでに所有しているパソコンから使いまわすことを前提としている。もし、現在使用しているものがノートパソコンの場合は、これらの機器も合わせて用意する必要がある。

用途に応じて必要なパーツが遣う!

自作PCを始める前にパーツ選びの手順を把握しておこう。すべてのパーツのイイトコ取りはできない。例えば、最高性能のCPU・グラフィックボードと超小型ケースという組み合わせは、排熱と給電の都合上、不可能だ。まずは、性能優先か省スペース性重視かを決めてCPUとケースの種類を選択する必要がある。それが決まれば、マザーボードやメモリなど、ほかのパーツの規格もおのずと定まってくるのだ。最低限必要なのは「ケ1ス(電源)」「マザーボード」「CPU」「メモリ」「HDD」「光学ドライブ」の6つなので、これらを骨組みとして考え、パーツを購入することとなる。グラフィックボードや拡張チューナー、SSDなどは、あとからでも増設は可能なので、予算が十分にない場合は、先述のパーツに予算をつぎ込み、徐々に買い足していくというのも賢い作り方といえるだろう。

 

また、今回紹介する最安のパーツ構成は約4万円だが、もっと格安の自作プランを構築することができる可能性は十分にある。まずは、「マシンの用途」から「機能拡張性」「詳細スペックの確定」「拡張機能の検討」を行い、自分に見合ったパソコンパーツのイメージを確定させ、パーツを選択していこう。また各種パーツはドスパラなどのBTO系パソコンショップなどで用意に入手できる

パソコンをどのような構成にするか

マシンの用途を決定

まずは、自分がめざすマシンの方向性を決定しよう。処理能力を要する3Dゲームやエンコードなどを頻繁に行うのか、性能はそこそこで価格あるいは省スペース性を重視するのかなど、マシンの使用目的と特性をはっきりとイメージする。目指すマシンの性格によって、選定すべきCPUとケース・電源ユニットの種類・サイズが絞られてくる。

機能と拡張性を検討

CPUの種類とケースの大きさが決まると、マザーボードの対応ソケットとサイズの規格もおのずと決まる。絞り込まれた同一規格のマザーボードから、さらに搭載されている機能や拡張スロット・端子の必要性を吟味しよう。商品によって拡張性が異なり、接続できるCPUのシリーズ、メモリの枚数と総容量、ドライブの台数、拡張カードの枚数などが異なるのでよくよく吟味する必要があるだろう。

各スペックを決定

マザーボードが決まると、メモリやドライブの接続規格や搭載可能数がはっきりする。メモリやHDDの容量などの接続数を予算と照らし合わせて決定していこう。各パーツを選択するポイン卜を次の通り。まずは、CPUで処理するデータの一時保管場所であるメモリ。サイズは2種類ある。規格も多数あるが現行のパソコンならiDRR3-
1333Jを選択しておけば間違いはない。次にHDDは容量と回転数。容量はそのままデータを保存できる容量に直結し、回転数はデータを読み込む速度に比例する。回転数は5400rpmと7200rpmが主流だが、前者は起動ドライブ、後者はデータ保存用に向いている。最後に光学ドライブはDVDドライブ、とBlu-ray対応ドライブの2択になる。ドライブによって読み込みと書き込みの対応メディアに違いがあり、より多くのメディアに対応するほど高額になる。

機能を追加

上記までで、必要最低限のパーツは揃った。ここからは、自分の好みや使用用途に応じて、拡張パーツを追加していく。ここからの選定は、オリジナリティを一番出しやすいところであり、自作の醍醐味でもある。CPUやマザーボードにビデオ機能がない場合、別途ビデオカードが必要になる。本書で紹介する作成例では必ずしも必須ではないが、パソコンの活用法により、必要な場合があることは覚えておこう。例えばA・Seriesは、特定のビデオカードと組み合わせることで「デュアルク、ラフィックスJという相乗機能が使える。3Dゲームをプレイするならぜひ活用したい機能だ。どのようにパソコンを使いたいかでうまく追加パーツを選定しよう。